with Wine | 島之内フジマル醸造所
2013.06.12
山梨市牧丘町、ヴィニュロン山上直氏が標高約800mの山あいで、
2007年から栽培するソーヴィニョン・ブラン種主体。
農園の名は「グルペット」。
自転車レースで先頭集団から外れた選手たちが協力して
時間内にゴールするためにつくる集団の意味だそうですが、
なぜそれが農園の名前になったのでしょう。。。
山上直氏が自転車が好きだから?
ブドウ造りにおいて、この協力する精神が大切だから?
単に語感がよかったから?
グルペット・ブラン2012
標高の高い畑からとれた十分な酸と糖度ののったソーヴィニヨンブラン。
醸造はいたってシンプルに。
じっくりと味わってみると、農園名の由来も少しは理解できるかもしれません。
非常に生産本数の少ないワインですので、気になる方はどうぞお早めに。
もうひとつは赤ワイン、
ルージュ・クサカベンヌ2012
日下部地区の果樹農家手島宏之氏がワイナリーのすぐ裏手で栽培する、
優等生的マスカット・ベイリーA。2012年は稀にみる当たり年だそうで、
発酵後櫂で潰したときの香りがただ者ではなかったそうです。
旭洋酒さん曰く「美味しい焼き鳥屋さんに持ち込みたい一本。」
もうこの一言だけでワインの美味しさが想像できます(笑)
昨年新酒で味わった2012年の日本ワイン。
熟成を経て今まさに味が乗ってきている頃かと。
なにしろ数が少ないので店頭試飲には回せそうにないのですが、
ぜひお試しいただきたいワインです。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
Dai Aramaki
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