with Wine | 島之内フジマル醸造所
2013.05.15
午前2時を過ぎても煌々と輝くお店の看板。
階段を下りて扉をあけると、ポップなBGMに
リゾートビーチを思わせるカジュアルな内装。
伝統的な沖縄料理店というよりは、オリオンビールや泡盛を飲みながら
気軽に沖縄料理を楽しんでほしい、ゆっくり寛いでほしい。
HIPHOPな店主・中山さんからもそんなオーラがにじみ出ています。
(ちょっと強面ですがすごく優しい人です・笑)
ウラなんばの盛り上がりが徐々に波及してきたみなみミナミ、通称府立うら。
前にこのブログでもご紹介しましたナニワオーディナリーさんから
目と鼻の先にあります、Okinawa Dining Yuntakuさんへ。
ときおり無性に島豆腐が食べたくなるんです。
ギュッと味噌が塗された、歯ごたえのある島豆腐をいただきながら
オリオンビールの生を一杯。三線の音色は流れなくても
十分に沖縄を感じられる瞬間(とき)。この日はカウンターに座ったのですが、
見たことのない泡盛がたくさん並んでいました。
ワイン、ビール、日本酒などの醸造酒と泡盛、焼酎、ウイスキー等の蒸留酒では
性格がまったく異なりますが、お酒に対する好奇心があれば泡盛の飲み比べも
気になるというもの。さっそくオススメをいただいてみることに。
まずは久米島にある家族経営で生産量も極僅かな米島酒造の美ら蛍。
香りは控えめながらとろりとしたグリップのある、舌にまとわりつくような
濃厚な旨み。スパムポークがごろごろ入ったフーチャンプルーとともに
豪快にいただきたいふくよかな酒。
このフーチャンプルーがまたキラリと光ってるんです。
いい具合に油が染みてて、旨みが適度に散らばってて、
島豆腐との硬軟織り交ぜた食感がたまりません。
二杯目は糸満市にある比嘉酒造の花島唄。
鼻を近づけてみると、心地いい吟醸香が爽やかに、ぽつぽつと。
このフローラルな香り、食欲を呼びますねえ(笑)
最後におすすめのお料理でいただいたのがヒラヤーチー。
沖縄チヂミとのことで、沖縄の家庭料理だそうです。
すごくシンプルな料理なのですが、出汁が効いていて
ツボをつくおいしさ。結構ボリュームありましたが
ペロッと平らげてしまいました。
カジュアルな内装とは裏腹に、かなりしっかりとした沖縄料理が
楽しめるYuntakuさん。うみぶどうやスクガラス、豆腐ようなど珍味系から
煮もの、炒めもの、揚げもの、麺類、ご飯ものまで幅広く。そしてカウンターに並ぶ
いろとりどりの泡盛も個性豊か、飲み疲れたら泡盛ベースの島ハイも
いい感じです。
じわじわと盛り上がりを見せつつあるみなみミナミ(府立うら)エリア。
ウラなんばもこのところ開店ラッシュが続いていますが、座裏ともども
目を凝らして見守っていきたいエリアです。
なんばで沖縄料理が食べたくなったら。
今日は朝まで飲むぞ!な気分のときには。
ぜひ行ってみて下さい~!
Dai Aramaki
Okinawa Dining Yuntaku
沖縄ダイニング ゆんたく
大阪市浪速区難波中3-6-8
難波シーサータワービルB1F
06-7173-4809
不定休 17:00 – 5:00
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