with Wine | 島之内フジマル醸造所
2012.07.03
もくもくと立ち込める容赦ない煙に顔をしかめながらも、
その奥から漂ってくる、ホルモンの香ばしい匂いに鼻をピクつかせつつ・・。
今回ご紹介するのは【炭火焼ホルモン からから亭】。
正確にはウラなんばというより、ウラ道頓堀といった方がいいかもしれません。
いわゆるJRAの裏側、道頓堀と千日前通りとの間に位置する、
ある意味もっともディープなゾーン。
お世辞にも綺麗とはいえない年季の入った建物が立ち並ぶこの界隈。
見回すと屋台風の居酒屋、路地の奥に入り組んだ小料理屋、老舗の中華料理屋、
怪しい夜のお店などなど、一癖も二癖もあるお店が勢ぞろい。
そんななかで堂々とした存在感を放っているのが
こちら【炭火焼ホルモン からから亭】。
お伺いした日はちょうど6月29日、いわゆる牛の生レバーが法的に規制される
二日前。「生レバー特需」といってもいいくらい、この日は生レバーを求める
肉食系の男女で賑わっていました。
しかし、生レバーはなくなってもツラミ刺しがこちらのウリ。
独特の食感と甘み、鼻をつくニクニクした香りがたまりません。
生ビールのあとは生マッコリ、ハイボール、そしてまた生マッコリ。
あ、ここでワインもあったらいいなあと思いましたので、今度
紹介に行ってみます。
炭火焼も豊富にあります。この季節は外に七輪を並べて、道行く通行人を眺めながらの
ビアガーデンもおつなもの。また店主・久永さんの軽快なトークと朗らかな笑い声も、
お客さんを引き寄せる大きな要因に。
カウンターもこじんまりしててお客さん同士も近いので、
いつの間にか仲良くなって盛り上がっちゃったりするんですよね~。
定期的に「ホルモンコンパ」なんてのも開催されてるとか。。。
あ、衣類にはものすごく匂いが染みつきますので、その点だけはご注意を。
ナンバでホルモンが食べたくなったらこちら、おすすめです!
炭火焼ホルモン からから亭
大阪市中央区千日前1-5-1
06-6211-2677
不定休・夜18時~午前5時まで
Dai Aramaki
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