with Wine | 島之内フジマル醸造所
2011.02.12
パピーユ・ジャポネーズとしては初めてのワイン会となった
「日本ワインの会@マツケン食堂」。
テーマは北海道ということで、今気になるワイナリーの、
ぜひ飲んでいただきたいワイン6種類をご用意し、マツケン食堂さんの
お料理とともに提供させていただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
日本ワインについて、なにか持って帰っていただけてたら幸いです。
今回ご参加いただけなかった皆様も、次回開催のときはぜひご検討
ください。
さて、最初のあいさつで何かおもしろいことを・・と思いつつも、
頭の中が真っ白になってしまい、微妙な空気で始まってしまったワイン会。
代表の藤丸から日本ワインの現状と北海道ワインのいま、そしてそれぞれの
ワイナリーについて説明させていただきながら、華やかな香りに満ちた
北海道ワインのケルナーで会はスタートしました。
(ウェルカムドリンクとして岩手エーデルワインの白ワインも)
その後もシャルドネ、ツバイゲルトレーベ、90年のヴァイスブルグンダー、
ピノ・ノワールと続いていき、それにあわせてマツケン食堂さんからボリューム
たっぷりなお料理が。私は食べてはいないのですが、カウンター内から立ち上る
香ばしい匂いがなんとも悩ましく、また参加者の方々の幸せそうな表情が
なによりも、その美味しさを物語っていました。
クライマックスはデキャンタに移してサービスしたタカヒコのピノ・ノワール。
「日本のワインとは思えないですね」
「すごい。これはビックリした」
まだまだ飲みごろではないワインですが、ポテンシャルの高さと、どこか
突き抜けたような存在感のある個性。じっくりと飲んでいただくことで、
北海道のワイン、日本のワインの多様性、個性を感じていただけたことと思います。
安くておいしいワインをたくさん安定的に造る北海道ワイン。
家族で支えあいながら土地の味わいを表現する山崎ワイナリー。
余市のブドウに熱い想いを込める、自我の塊のようなタカヒコのワイン。
それぞれのワイナリーがしのぎを削りながら、たゆまない努力を積み重ねて
品質を向上させ、おおいに個性を表現しはじめた日本のワイン。
だから美味しいし、おもしろいんだと思います。
ホテルのエレベーターホール前という、少しクールな場所にある
レ・パピーユ・ジャポネーズですが、その棚に並ぶワインには、
造り手の熱い想いが込められています。日本のワイン、海外のワイン、
ひとつひとつ違う豊かな表情のワインを、
これからもご紹介していきたいと思います。
Dai Aramaki
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