with Wine | 島之内フジマル醸造所
2011.01.15
花柄のかわいらしいラベルが目をひく、
イタリアはボローニャの南西で造られる白ワイン、
アルベルト・テデスキのピニョレット。
エミリアの土着品種であるピニョレット種から生まれる白ワイン。
しかしグラスに注ぐと、オレンジワインと表現した方が的確ではないか?
というくらい、しっかりと色のついた、大変個性的なワインです。
お花畑に迷い込んだかのような、かぐわしく華やかな香りとともに、
紹興酒を思わせるニュアンス、ナッツやカラメルなどの香ばしい印象も。
「唯一無二、これがこの土地で生まれる、ピニョレット種のワイン」と、
力強く宣言しているかのような味わいです。
造っているアルベルト・テデスキさんも、いかにも旨いもの造りそうな風貌のひと。
いい人オーラが写真からもにじみ出ています。
ちょうど一年前に飲んだ時は、たしか牡蠣まつりのときで、
殻付きの生牡蠣や焼き牡蠣とともに楽しんだのですが、それはもう・・・。
磯の風味、牡蠣の旨みと何かが呼応するのか、すごくしっくりとくる
組み合わせでした。
これからもっともっと牡蠣がおいしくなるシーズン。
オレンジ色の白ワインとご一緒にいかがでしょうか!
Dai Aramaki
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