with Wine | 島之内フジマル醸造所
2011.01.05
久しぶりに5人家族が揃った今年のお正月。
食卓には決して高級ではないですが、手の込んだお料理が並びました。
煮しめ、お造り、牡蠣とほうれん草のバターソテー、ぶりの照り焼き、
かまぼこ、大根スジ煮、あと・・・、そう黒豆です。
最初はビールで乾杯し、つづいてロゼワインへ。
先日大阪にも来てくれたマルク・アンジェリが造る、
ロゼ・ダンジュールをいただきました。
普段めったにワインを飲まない母や姉も、一口飲んだ瞬間に
「美味しい~!」
と目を輝かせ、あっという間に空っぽに。
どんな料理と合ったかというより、ワインそのものが心地よくジューシー。
スーッと入ってきて、じわりと染み込む、ただただ優しい余韻。
個人的には黒豆との相性がツボでした。
二本目もロゼワイン、宮崎は都農ワインで造っている
キャンベルアーリー・ロゼ・ドライを。
摘みたてイチゴの華やかな香りはほどほどに、
ひっかかるところがない滑らかな質感の辛口ロゼ。
「いくらでも飲めるね」
との言葉通り、こちらもみるみるうちに減っていきました。
サーモンやマグロの赤身、牡蠣のバターソテーや煮込み、照り焼きとも
幅広く好相性。ワインがすすみついつい食べすぎてしまったのは
いうまでもありません(笑)
ワイン単体として考えるとなかなか選択肢に入ってこないロゼワイン。
しかし、和洋中が微妙に絡んだ家庭料理と合わせると、
実にいい仕事をしてくれるんです。
日本の、私たちの、普段の食卓にあうワインとして、ロゼワインはおすすめです。
このことをあらためて実感できたことで、お正月の暴飲暴食も有意義なものだった、
ということにしておきたいと思います(笑)
どちらのロゼワインもレ・パピーユ・ジャポネーズで販売しております。
ほかにもいろいろ取り揃えておりますので、
どうぞお気軽にお立寄りください。
Dai Aramaki
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