with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 浅草橋店 スタッフブログ
2015.10.19
こんにちは。
伊禮です。
いよいよ今週末、第4回試飲即売会『ディープな北イタリア編』を開催致します。
イタリアは全20州でワインを造っておりますが北部はバローロやバルバレスコ、ワインをよく飲む方でなくても名前ぐらい聞いたことのある銘醸ワインの産地。。。
毎回そうなんですが今回も“ディープな”ってところが肝心です。
スーパースター的な上記のワインたちではなくどこか無骨でガンコでただじっくりと向き合うと優しく微笑んでくれるような人間臭いワイン。
世界中見渡してもここ北イタリアにしかないスタイルを是非体感してほしいと思います。もちろんバローロ、バルバレスコなどは素晴らしいワインです。でも立ちながらグラスに20cc程度では美味しさが伝わにくいものだとも思っています。
なので今回は一口でも忘れられなくなるような強烈な個性を持ったワインたちが主役です。
いつもは試飲会当日まで内容を伏せておくんですが少しだけご紹介を・・・
イル・ファルネート
フリッツァンテ・ビアンコ2014
一口飲むとやや苦酸っぱいグレープフルーツジュースのような爽やかな味わいのスパークリングワインですがその酸っぱさが何故か飲めば飲むほど後をひく不思議な感覚・・・
飲み心地もほんっとに軽くてスルスル飲めちゃう質感の中にピーンと背筋の通ったいぶし銀な一本。
ヅィダリッヒ
ヴィトフスカ 2011
フリウリ州カルソ地区にしかない固有のブドウ品種ヴィトフスカ。
このブドウと、この地区の最大の持ち味である「硬さ」が最大限感じられるワインです。
イタリアワイン好きにはファンも多いこの品種ですが、初耳の方は絶対飲んでほしいワインです。僕がこのワインを最初に飲ませてくれたお店では焼きウニと一緒に出してくれました。。。もう悶絶ものでした・・・
これからの季節に最高の一本です。
ローズィ・エウジェニオ
ポイエーマ 2011
計算高く常にブドウの可能性に挑戦しつづける造り手エウジェニオ。
最初にこの造り手に魅了されたのは白ワインだったのですが、、、今回紹介するのは土着品種マルツェミーノで造ったこの赤ワインです。
柔らかく包み込むような質感でただただ優しい。イタリアワインでこれほど和食を連想させたワインはありませんでした。それも洗練されたものではなく肉じゃがとかの家庭料理。ラベルの描かれた赤ん坊の横顔がまさにイメージそのものなのかもしれません。
カッペラーノ
バローロ キナート
やっと出てきました「バローロ」!といっても一般的に知られているバローロではありません。
ネッビオーロに薬草を漬け込んだもので、もともとは滋養強壮にきく薬草酒としてピエモンテ地方でしたしまれてきたバローロ・キナート。このカッペラーノ家が発祥のリキュールなのですが言葉に表せないほどの芳香を持ったすごいお酒です。
当店では常にグラスでお出ししているので飲んでいる方もいると思いますが試飲会でもご紹介したいと思います。
上記の4本を含めた計14本をご用意して皆様のご来店をお待ちしております!
場所:東京都中央区東日本橋2-27-19 Sビル2F
WINESHOP&DINER FUJIMARU浅草橋店
【TEL】03-5829-8190
【最寄り駅】JR浅草橋、都営浅草線 浅草橋
日時:10月25日(日)
13:00~17:00
*余っていれば17時以降もテイスティングして頂けますので一度お電話下さいませ。
会費:お一人様¥500
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