稲垣 剛(ソムリエ)2009年3月入社 | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユFUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2013.05.01

稲垣 剛(ソムリエ)2009年3月入社

大学時代 神戸北野町のバーでアルバイトをスタート。卒業後、そのバーの新規店舗立ち上げのため、レストランや居酒屋で調理スタッフとして研修。見よう見真似で料理らしきものを作りはじめ、新店舗の料理担当者になった。レストランバーという名前が聞かれ始めた頃で、いろんなジャンルの料理に挑戦したが一番好きでよく作っていたのはイタリア料理だった。当時、三宮にはまだ数件のワインバーしかなかったが、仕事帰りに立ち寄り、ワインについては勿論、集まるお客さんの顔ぶれ、話される会話の内容に異次元の世界への憧れをもってそのカウンターに座っていた。
憧れはフレンチレストランへと向かい、サービススタッフとして3年余りをレストランで過ごす。シェフ、マダム、上司のソムリエはじめ、数々の先輩OBや後輩との人間関係は私にとって今でも大きな財産になっている。
その後、ワインショップが経営するカフェに転職し、梅田で働きはじめる。神戸とは違った街の雰囲気に懸命についていこうとしていた。大阪のバイタリティーと多様性を遅まきながら体得していくのだった。
2年後、同経営の新規店舗として天ぷらとワインをコンセプトとしたレストランの立ち上げ及び責任者となり、約1年その職に就いた。ワインと和食との組み合わせはもはや珍しいものではなかったが、その相性の良さ、新たな組み合わせを研究できたことは、現在もワインの提案に役立っている。
人事異動により、ワインの業務卸営業担当となり、神戸、阪神間、大阪、京都、時には姫路にも営業に出かけることになる。行動範囲の拡大とともに対人関係の量も増え、レストランとはまた違った新たな職業を体験していった。活動を店外に求め、そのステージを作っていくことが大きな役割となった。ただ、この会社の倒産により営業職は中断した。
失業直後、突然、藤丸からの熱心な誘いがあった。自分の中でレストランへ戻るか、ワインの営業職へ戻るか、かなり迷った。出した答えはワインショップへの再就職。自分にとって営業職がまだ志半ばであること、まだまだできることがあるはずだと思ったことが主な理由。
新たな職場、取引して下さる方々に感謝しつつ、少しずつでも前進していけるよう、また、安心してワインを任せていただけるように日々努力しています。

 


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