with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2013.03.04
2013年7月30日をもちまして閉店されました。
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噛みつく前からそのサクサクとした食感と、
中からあふれ出てくるであろうジューシーな液体が想像できてしまう、
たっぷりとした7粒のカキフライ。
平皿に白米が盛られ傍らには福神漬。
忘れかけていた何かを思い出させてくれる温かみのある構図。
しとしと雨が降る2月のある日、ウラなんばという言葉が生まれるずっと前から
存在していた老舗の洋食店「グリルしき浪」さんを訪れました。
活気のある店内カウンターに通されカキフライをオーダー。
ほとんどのお客さんはAランチを食べていましたが、
ゴロンと大きなハンバーグに堂々としたエビフライと白身フライが横たわる、
これぞ“THE洋食”といった内容でした。
一般的に洋食屋さんといいますと、寡黙で職人気質なシェフが厨房で黙々と
料理を作っているというイメージがありますが、ここは大阪のミナミ。
カウンター越しに料理人さんが立ち並び忙しなく手を動かしながらも、
笑顔でお客さんとおしゃべりしています。
熱々のカキフライをそのまま躊躇せず口中へ。
期待通りの食感に目を細めつつ、予想以上に広がる磯の香り。
ここでミュスカデかシャブリでもあれば、、いやシャンパンかな
などと妄想しつつも勢いよく白米をかきこみました。
個人的にはカキフライはポン酢でいただくのが好きなのですが、
こちらのタルタルソースはさすが老舗洋食店!な気持のいいおいしさ。
こんな幸せなやりとりが7回も可能なカキフライ(単品)とライス。
そろそろシーズン終了だとは思いますが、老舗洋食店らしさを楽しむには
Aランチ、もしくは特製ランチも食べてみたいところ。
「ちょっとごっつぉでも食べにいこか」な気分のときに。
ぜひ行ってみてください!
Dai Aramaki
グリルしき浪
大阪市中央区日本橋2-5-9
06-6631-7530
11:30~20:00(L.O.19:30)
定休日 水曜日
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