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2012.06.03

オーストリア2日目

オーストリア2日目。
セメッシュさん親子に別れを告げ、
さらに南下、スロベニア国境付近を目指します。

すると、道中こんな風景が。

近くによるとこんな感じ。

で、私、『行きたい!』と。

この研修、オーストリア人とアメリカ人との3人旅。

いつもの私ならそんなことは言わないのですが、(言ってるかも?)
今回の旅行ではマイペースぶりを発揮してしまいました。
そう、思い切り『ガイジン』になってしまってます。。。

行きの飛行機でも仕事がたまってたのと
疲れていたのでホイットニーとも別の席に座りました。
そのせいで、実際はウィーンに現地集合みたいな感じ。
先に到着していたフォスターさんがそれを見て仲が悪いのかと心配してたようです。

ただ、この寄り道が色んな方に迷惑を掛ける発端になるのですが・・・


お城の中にはぶどう畑も。

オーストリアを語るときに覚えておかないといけないのは周辺国との関係。
特にハンガリーとはフランスとドイツばりに昔から戦争している国同士なんです。
なので時代によってオーストリア領だったり、ハンガリー領だったり、
南の方はスロベニアだったり、西の方はイタリアだったり。。。

このあたりもハンガリーだったことがあるようです。

本当に美しい国です。
ワイン産地はオーストリアの東側に集中しているので全部を見たわけではないですが、
心が洗われるような景色に数多く出会いました。
(もうちょっと洗われて帰ってこいとかいうツッコミは要りません)

そして、人。
真面目な国民性なのか、
私が出会った方々はみんな落ち着きのある、信頼に値する人たちばかりでした。
瞬間的にすれ違えば冷たく感じるかもしれませんが、
一度、懐に飛び込めば凄く温かく迎えてくれる、そんな感じでした。

そして、お城を後にし、ズュート(南)シュタイヤーマーク地方の雄、サトラーホフへ。

ランチを一緒にとるのに2時間も遅れてごめんなさい。。
でも、喉が渇いていたせいもあって、
このワイン、とっても美味しく感じました~。

プファールヴァインガルデンの畑。
自己流オーガニックのような手法で栽培。
(ごめんなさい、語学力不足です・・・)

このエリアでは絶対に働きたくないです。

グラヴィティシステムによるモダンなワイナリー。
当主はヴィルヘルムさん。

このクラナッハベルグのソーヴィニヨンブラン08。
めちゃくちゃリッチで黄桃のようなボリューム、
それでいてしっかりとした酸があるので綺麗な余韻。
これも注文しよう!と思ったらお店に在庫がありました・・・

少し値段はしますが、めちゃくちゃ旨いです!

あ、現地にしかないこのキュベのマグナムを12本だけ譲ってもらいました。
いつかお店に届くと思います・・・

ナチュラルとモダンが入り混じったようなサトラーホフ。
豪快で快活なヴィルヘルムさんの人柄を反映してか、
とっても『陽』なワイナリー。

是非、試して欲しい造り手です。

 


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