with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2009.11.08
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ボージョレーヌーヴォーの解禁もいよいよ来週に迫ってきましたね~!
今年は、FUJIMARU+カーヴ・デ・パピーユ両店で販売する予定です。
毎年いろんな意見があって、賛否両論なヌーヴォー、
今年は特に告知もせず、ブログにもラインナップをあげなかったのですが
私たちは、こんな考え方(去年の記事です)からヌーヴォーを扱っています。
2009年、フランスのワイン業界は大いに盛り上がっています。
偉大な年と言われた2005年を凌駕するほど順調に収穫まで終えた産地が多いようですね~。
多くの生産者から喜びの報告が届いています。
お暇な方はこちらもどうぞ
ヌーヴォー考
ヌーヴォーは確かに味わいという部分だけをとると価格は見合わないかもしれません。
でも、味わいだけがワインの魅力ではないと私は思います。
だって、味わいだけをとって言うならいわゆるグランヴァンなんて・・・
ワインには一口では言い表せない色んな魅力があって
そのうちのひとつがヌーヴォーだと思います。
11月の第3木曜日は一年に一度だけ日本中がワインを強く意識する日です。
ワインを扱うものとしてこれほど嬉しいことはありません。
別に売上が上がるからとかそんな小さなことではなくて
今までワインが飲めなかった人でも、
あの軽やかな味わいのおかげでワインが好きになったり、
(逆もあるかもしれませんが、笑)
家族で外食するきっかけになったり、
FUJIMARUではスタッフの家族や実家に毎年ヌーヴォーを贈ります。
そもそもクリスマスやバレンタインに物を贈る習慣だって
日本人にとって、ヌーヴォーとそれほど違いがないように思います。
(もちろんキリスト教の方にとっては特別な日ですが)
大事なのは「やりすぎないこと」なんじゃないでしょうか?
生産者もヌーヴォーに回せる分だけを造り、
私たちもみんなが乾杯できる分ぐらいを輸入し、
出来るだけ安く提供し、できるだけ多くの人と今年の収穫を祝う。
ヌーヴォーを飲むと秋を感じ、冬が目の前にあることを思い出す。
ヌーヴォーはそんなワインだと私は思います。
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