with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2009.04.17
このブログって本当に読みづらいだろうなぁと思います。
新しいお店の話があったり、
スタッフのつぶやきがあったり、
ワインやレストランの情報があったり、
話が前後するし、
ややこしいですよね・・・少しずつ改善していきます。(本当に少しずつ)
で、話は急に戻ってなんとオーストラリア(笑)
3月上旬、西オーストラリアにワイナリー視察に行ってたことは書きました。
今回はマーガレットリバーだけではなく、もっと南のペンバートンまで。
いやぁ、遠かったです、本当に。
でも、私の中で最も行きたかったワイナリーがペンバートンにあったんですよね。
それは、『ピカーディ』というワイナリーなんですが、
お気に入りはピノノワールの90年代後半。
ピノノワールというとすぐにブルゴーニュと比べたがるのですが
そんな必要なないような個性のある綺麗に熟成したピノノワールでした。
暑さも感じさせながらどことなく涼しげな雰囲気を持つワインで
こんなのがAUSでも造れるんやなぁと感心してました。
で、ワイナリー訪問。
うん、やっぱりAUS、暑い!
やっぱり暑いよなぁ、と思いながら醸造家の話をふんふん聞いていると、
温暖化の話に。
醸造家いわく、
『このあたりの平均気温は、上がるどころか年々下がっている。
なぜなら、温暖化で南極の氷が溶け出して、海水の温度が下がり、
海からの冷たい風が吹き込んでくる。特に夜の冷え込みはかなり厳しい。』
え?そんな話、聞いたことない!
でも、言われてみれば理屈はあってますよね。
(具体的な気象データがあるかどうかは聞き忘れてしまいました。)
だから、こんな味わいのワインが造れるのか・・・でもなぁ、外は暑いし、ほんとかなぁ。。。
まだまだ疑心暗鬼だったのですが、
それはセラーに移動した瞬間に疑いは晴れました。
なんとセラーが寒いんです!
いや、ヨーロッパなら当たり前のことですが
地下セラーのないニューワールドではまだまだ温度管理は徹底されていないんです。
ちゃんと空調いれてるんだろうなと見渡してみてもエアコンが見当たりません。
なんと夜間、扉を開けておいて冷気を取り込んでおくと
日中も15度以下をキープできるそうです。
現に温度計は14度でした。(真夏のAUSで、ですよ)
醸造家にとっては、もっと暑い方がいいらしいのですが
私個人としてはこれぐらいの涼しげな味わいで続けてほしいんですけどね~。
とにかく、ピカーディ、一度おためしあれ!
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