with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2008.05.29
ここ数ヶ月に何かとボルドーのいわゆるグラン・ヴァンを飲む機会が多々ありました。
お祝いであけてもらったり
ご馳走になったり
なんか貰ってばっかりですね・・・・・・本当に本当にご馳走様です(汗)
あ 我慢しきれず自分の秘蔵っ子をあけてみたりもしましたよ。
正直、以前は美味しいことは美味しいけど、
自分の好みではないかなぁ
グラス1杯分くらいが美味しいかなぁ
とも思っていましたが、最近は・・・・・素直に美味しく飲めてます。
明らかに状態の素晴らしいものが多かったと思います。
素晴らしい熟成をしていたり、
まだまだ若くても、かなりゆっくりと休ませたものも多かったです。
良い雰囲気の中で飲める機会が多かった事もその一因でしょう。
(特にこういったワインは雰囲気がより重要な気がします)
もしかすると自分の味覚が変わってきているのかも・・・
いや、幅が広がったに違いない・・・
その場所の雰囲気や料理、グラス、ボトルのコンディション、どんな人にサーヴされるか
そして まだまだ未熟な私には自分の体調と気分や誰と飲むか
といった事がとても味覚に影響しているはずです。
プロとして可能な限り客観的に判断もしなければ、と思いながらも
自分の舌なのでどうしても最後は主観的になります。
「ものが持つ味」そのものに対しては数値で客観性が保てるかもしれません。
が、「人が感じる微妙な味覚(美味しさ)」に対しては無理ですよね。
100人いればそれぞれ感じ方が違うから・・・
だからこそ味覚の差を埋めていく会話のできる人が必要で、
そこに私たちの存在意義があるとも思います。
でも 有名なワイン漫画のように
相手の体調まで考えてのワイン選びはなかなかできませんね。
などなど 小難しく考えると思考の迷宮にどんどんはまってきました・・・・
しんどくなってきたのでこのあたりで。
ちょっと話が堅くなりすぎましたかね~?
いや、これからも多くの人と味覚の差を埋めていきたいですね。 E.FUKUI
こんなワインばかり飲んでませんよ(汗)・・・・・・・・あくまでイメージです。
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