ヤン・ロエル | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユFUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2006.11.12

ヤン・ロエル

テンペさんがまるで嵐のように帰っていった後、
一本の電話が・・・

今度は違うインポーターさんからでした・・・

『来週の水曜日にヤンロエルが来るんですけど、何かイベントを・・・』
ってもう1週間きってんじゃん!!!

なんとかかんとか業務店向け試飲会をセッティング。
いつものごとくトムギャルソンさんと共催みたいな感じだったのですが
さすがはヤンロエルさん。
3日前の案内だったにもかかわらず
結構な人数に集まっていただきました。感謝です!
(定員があったので、
日頃ヤンさんのワインを扱っていただいているお店優先でした。)

ヤンさん、実はめっちゃ真面目な方。
繊細で本当に優しい、日本人顔負けの気遣いが出来る方でした。
その夜、DAIGAKUで食事会があったのですが
隣に座らせていただいたので
かなりじっくりお話をさせていただきました。

でも、よくよく思い出してみると、
話といってもワインのことではなく
家族やプライベートな話ばっかりしていたような・・・

彼自身のドメーヌ、ヴィヌメンティスを輸入しているラシーヌさんのワインと
DAIGAKU他谷シェフの料理を満喫したのですが
ヤンさんもDAIGAKUの料理には驚いていました。
中には『現地の料理よりも美味しいよ』って言っていた皿も。

彼は変なお世辞とかを言うタイプではないし、
僕にだけそっと囁いていたのできっと本心なんでしょうね。

でも、本当に冴えた料理と美味しいワイン、
そしてスペシャルなゲスト。
幸せな時間でした。

最近イベントを主催ばかりしていたので余計かもしれませんが
やっぱりお呼ばれするほうがいいですよね。

酔いも回ってきて、そろそろお開きかと思いきや
R社の社長が突然『2軒目はB玉で』と。
そうです、このブログでも登場しているB玉さんに向かうことになったのです。
2軒目に行くタイプの店ではないのですが
どうしてもヤンさんに美味しい豚玉を食べてもらいたかったんでしょうね。
既にフルコース食べた後ですが
やっぱりここの豚玉は入っちゃうんですよね~。

B玉でもまたまたヤンさんの隣でした。
っていうか通訳として隣に座れってヤンさんに言われたんですが、
結局自分が聴きたいことしか言わないので役立たずでしたよね・・・すいません。

ヤン・ロエルさんは、醸造技術者として
色んなワイナリーでコンサルタントをしています。
ただ、コンサルタントというと、
なんかリッチで儲かってそうに聞こえたりしますが、
彼は本当に素朴で自然体な人。
自分でワイナリーを持つ余裕なんて無くて
友人のワイナリーを間借りしています。

私のお店でも彼のワインやコンサルトしているワインをいくつか扱っていますが
味わいは本当に彼の人柄を写しているように柔らかい。

個人的な感情をテイスティングのときは入れないようにしているのですが
なんかあまりにも人柄とワインの味わいが似てて面白かったです。
(そうそうマルセル・リショーやロッシュ・ビュイシエールも
ヤンさんのアドバイスが入っていますよ。)

今週には彼のヌーヴォーも届くし、
楽しみ~!

 


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