移動海女小屋 | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユFUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2023.12.06

移動海女小屋

三重県志摩市でグランピングやサウナ、スケートボード場などのあるウエルネスリゾート「Kabuku Resort」を展開する株式会社KABUKUは、海の環境変化により不漁が続き、困窮する海女さんの支援と海女文化を未来へ繋ぐ為に海女さんの新たな活躍の場として「移動海女小屋　KABUKU丸」を作り、その改修資金をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて募集を開始しました。
https://kabuku-co.jp/

このプロジェクト立ち上げの背景には、弊社とも関係が…。
志摩半島は日本有数の海女漁の盛んな場所であり、全国の海女さんの半数がこのエリアにいます。しかし、近年黒潮の蛇行による海水温の上昇や海藻を食べつくす”ガンガゼウニ”の大量発生などにより海底の砂漠化（磯焼け）現象が起こっています。そのために餌の海藻類が減ってしまい、アワビやサザエなどが獲れなくなり、海女さんに大打撃を与えているのが現状です。

この海の環境回復のため、弊社は２年前よりこのガンガゼウニを商品化するチャレンジをKabuku Resortさんと手を組み、行ってきました。

ガンガゼウニは長いトゲに毒が有り、刺さると激しい痛みを起こす危険な種類で食欲旺盛、磯焼けを起こしたエリアの物は身入りも悪く、一部の地域以外では、ほとんど食べられる事はなく、廃棄するだけでしたが、それをワインを作る時に出るブドウの搾りカスを食べさせて育て「ぶどうウニ」とする試みです。なんとぶどうの搾りカスを食べたウニは身入りが増し特有の苦味が和らぎ甘みが増したのです！

そんな弊社と共に戦う株式会社KABUKUさんの「移動海女小屋　KABUKU丸」プロジェクト。歴史と文化と素晴らしい自然のある志摩エリアをこの事業を通じて多くの人に知っていただけたらと思います。

【クラウドファンディングサイト】　https://camp-fire.jp/projects/view/701356?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

【募集期間】
2023年11月23日～12月29日/クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて

【資金の使い道】
船購入費・改修費：約1200万円
桟橋　整備・その他：300万円

【スケジュール】
11月　クラウドファンディングスタート
12月　クラウドファンディング終了
11月　リターン品（サウナグッズ）BEAMS 新宿店で販売開始
1月　 上記リターン品発送
2024年 春頃　海上移動海女小屋「ＫＡＢＵＫＵ丸」完成