with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2011.11.16
皆様、こんにちわ。
いつもこんなマイペースなブログにお付き合い頂きましてありがとうございます。
ヌーヴォーやイベントなどが目白押しの時に本店を移転しようとして、
スタッフから白い目で見られている藤丸です。
まだワインの運搬は半分ぐらいですが
やっと光が見えてきたような感じです。
しかし、ヌーヴォーと日々の業務に追われているスタッフは
恐らくまだ気づいていない。。。移転再開まであと1週間しかないということを。。
正直、今の店内を見てあと1週間でオープンするなんてゾッとします。
ま、いつものことですが。
で、今日の本題、15生産者が集まるビックイベント、ヴィナイオッティマーナ。
昨日、太田さんから嬉しい案内がありました!
会場ではワインの即売会を行う予定ですが
せっかく生産者も沢山来ているので、
ボトルにサインなんかも気軽にもらえるようにワインを買いやすい値段にしますとのこと。
そうなんです、
今回、来日する生産者の中にはビックネームも多数いるので
それなりの値段帯のワインが多いんですよね。
なので、なかなか日常では・・・という方もいらっしゃるはず。
そこで、当日、販売ブースでは
太っ腹な太田しゃちょうがチケット分の代金なんか
すぐに元が取れるぐらいの価格で販売させていただきます。
(業務店さまの大量購入はご遠慮くださいませ(笑))
もちろん当日、そのイベントに参加された方のみの特典です。
イベントまで残り10日ほど。
前売り券が1000円もお安くなっておりますので
是非、ご利用いただければと思います。
ご予約はワインショップFUJIMARU 06-6643-2330
及び系列各店、ネットショップでも可能となっております。
以前の記事にも書かせて頂きましたが、イベント当日、共催酒販店のご協力のもと、来日生産者のワインの販売と、今回来日できなかった造り手で、イベントの主旨(チケット販売の収益から必要経費除いたお金を全額寄付に充てる)に賛同してくれた人たちがボトルの提供を申し出てくれておりまして、それらを義捐ワインとして販売させて頂きます!!
来日生産者のワインは、各生産者2アイテムずつ、計30アイテムをご用意させていただきます。
義捐ワインのほうの売り上げに関しましては、全額を義捐金として寄付させて頂きます。こちらは各会場とも限定本数での販売となります。
に対して来日生産者のワインですが、会場で実際にお買い上げいただいてお持ち帰る頂くことも可能ですが、各アイテムとも当日用意できる本数に限りがありますので、ご用意した数を超えた場合、後日の発送も承らせて頂きます。送料は別途(600円程度)頂くことになります。
で、価格ですが、会場内特別価格での販売となります!!
特別と付くくらいですから、一般的な市場価格よりはこの日に限りお安くお買い求めいただけます!!!
現段階で義捐ワインとしてご用意させていたくことになっているワインは以下の通りです。
Ar.Pe.Pe. アールペーペ ロンバルディア州
Sassella Rocce Rosse 1997 サッセッラ ロッチェ ロッセ
ヴァルテッリーナの良心とでも言うべき造り手です!
このワイン、現行ヴィンテージが97年なんです!!バローロでこんなことしている造り手といえば、ロアーニャくらいではないでしょうか?
バローロやバルバレスコでのみネッビオーロをご存知の方に是非飲んで頂きたい個性的なネッビオーロです!!
Brezza ブレッツァ ピエモンテ州
Grignolino del Montecasalese 2009グリニョリーノ デル モンテカサレーゼ
イタリアで一番最初にデメターの認証を受けた農場です。ビオディナミの根幹を成すフィロソフィーに、各々の農場が自己完結(循環型の農業を実践する)しているべきというのがあるのですが、それを実践している数少ない1人。牛の飼料、穀物も生産、肉牛を飼い、ブドウ栽培&ワイン醸造も・・・。
決して押し出しが強いわけではないので見逃されがちですが、滋味深いワインを造ります!
Haderburg ハーデルブルグ アルト アディジェ州
Kerner 2009 ケルナー
スプマンテの名手として知られていますが、スティルワインも素敵です!アルト アディジェでもケルナー種を生産する造り手は少ないのではないでしょうか。
Il Buonvicino イル ブオンヴィチーノ ピエモンテ州
Achille 2010 アキッレ
2年のブランクを経て、”隣のおばちゃん”が復活です!子供たちもワイナリーの仕事を手伝ってくれるようになり、徐々に生産量を増やしていく予定です!!ブラケット種100%のワインアキッレをご用意します。2010年という恵まれた年ということもあり、ブドウは非常に凝縮したものとなった(アルコール度数はほとんど15%!)のですが、酸化防止剤無添加でボトリングしたら酵母が再活動!!というわけで発泡しています!そのままでも美味しいですが抜栓後2-3日の、炭酸が完全に抜けたものも非常に美味しいです!!
Il Vei イル ヴェイ エミーリア ロマーニャ州
Barbera 2009 バルベーラ
ヴィナイオータが誇る旨安ワインの造り手、イル ヴェイ!!彼らの人柄同様に謙虚で、優しく、押し付けがましいところの全くないワインを造ります!
La Visciola ラ ヴィショラ ラツィオ州
Cesanese del Piglio Mozzatta 2009 チェサネーゼ デル ピリオ
ラツィオ州でも非常に限られた地域でしか栽培されていない、品種チェサネーゼ、この造り手と出会うまではこれほどのポテンシャルのあるブドウとは思いませんでした(やっぱりワインは人ってことになるかと・・・しつこいですか?)。サンジョヴェーゼに少し野性味を持たせた感じ、とでも言えば良いのでしょうか。畑にトラクターを入れるのは、収穫後の1回のみで、あとは全ての農作業を手で行います!
Massa Vecchia マッサ ヴェッキア トスカーナ州
La Querciola 2006 ラ クエルチョーラ
もうご説明の必要もないでしょう。自由なワイン界を代表する造り手です!偉大なのに尊大じゃなく、いろんな味があるのに飲み心地が軽く、野性味もあるけどエレガントでもあり、そしてチャーミングで・・・ワインも彼らも・・・。彼らに関してはすっごいボリュームで書いています。よろしかったら読んでみて下さい。
Prof.VinaiotaによるMV近代史(おそらく完成)
MV史の意味
MVによる自給自足的生活
Possa ポッサ リグーリア州
Cinqueterre 2009 チンクエテッレ
サムエーレ ハイディは、世界遺産でもあるチンクエテッレ国立公園の最高責任者を父に持ち、人の執念&叡智と自然とのコラボレーションとでも言うべきチンクエテッレの景観を守るということはブドウ畑を絶やさないことだと考え、ワイナリーを始めます。本当にとんでもない畑でした・・・。
トラクターなどが入れる畑ではないので全て手作業、1人で管理できる面積も限られる・・・。ということで、畑にハチの巣箱を置き、蜂蜜も採取しています。これがまた美味しいんです・・・。
間違いなく最良のチンクエテッレの1つです(かなり控え目に言っても、です)。
こちらに行くといろいろな写真が見れますよ。
http://www.facebook.com/pages/Azienda-Agricola-POSSA/115034148539766?sk=photos
Sanguineto サングイネート トスカーナ州
Vino Nobile di Montepulciano 2008 ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチャーノ
ワイルドで、男気溢れるお姉さまたち、ドーラとパトリーツィアの造るワインほど、ワインは食事の友だと痛感するものもない気がします。ドーラお姉さまが、モンテプルチャーノ狩猟協会副会長なせいかどうかは分かりませんが、彼女達のワインとお肉って絶望的に合うんです!合うっていうか、肉食べながらだと気付かぬうちに量を飲んでいて、気付くと肉もなくなっているという現象が起こるんです。飾り気はありませんが、素朴で素直で誠実なワインです。
Santa Maria サンタ マリーア トスカーナ州
Brunello di Montalcino 2004 ブルネッロ ディ モンタルチーノ
サンタ マリーアの当主、マリーノとパラディーソ ディ マンフレーディのフローリオはきっとモンタルチーノで1、2を争う謙虚な人たちなのでは。なんでも試してみないと気が済まないマリーノ、遅咲きというより、日本で言う定年後にワイン造りを始めていますので、1ヴィンテージの中でもいくつもの試みを行っています。その彼が造り、リリースさせたブルネッロの中では、最も天候にも味方をしてもらったのがこの2004年かと。いよいよ美味しくなってきています!!
Stefano Berti ステーファノ ベルティ エミーリア ロマーニャ州
Sangiovese di Romagna Ravaldo 2006 サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ ラヴァルド
これまた実直で飾らないサンジョヴェーゼです。海が近いからなのか、トスカーナ内陸部のサンジョヴェーゼよりも果実味豊かなワインです!
Trinchero トリンケーロ ピエモンテ州
Rosso del Noce ロッソ デル ノーチェ
造っているワインの種類が多いにもかかわらず、そのどれもが素晴らしく美味しい!
今回来日するカーゼ コリーニとトリンケーロがバルベーラの最高峰だと断言させて頂きます!!
今回ご用意したのは、その中でもウルトラハイコストパフォーマンスワイン、1997、1998、1999、2001という恵まれた年のワイン、それも彼のトップ キュベにあたるヴィーニャ デル ノーチェをブレンドしたワインです!!最近全開です!!
造り手紹介と並行して、イベントの詳細もお知らせせねば、と凄く焦っているオータでした。
ジャンジャンアップしたいと思います!!
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