with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2014.12.14
ときにフランス人よりもワインを愛し、ワインのことを理解しているとさえ
いわれるイギリス人。世界中から高品質ワインが集まる消費地として
長い歴史を誇りますが、実はワイン造りにおいても今後注目を浴びそうな
産地のひとつなんです。
イギリスでワイン?
11世紀頃にはワイナリーが存在していたという記録があり、その後も細々と
ワイン造りが行われていたようですが、宗教改革などの歴史と寒冷な気候のために
産業としては大きく発展しませんでした。
しかし20世紀後半の地球温暖化の影響を受け、ブドウ栽培に適した気候へと
変化していきます。なかでもイングランド南部はフランス・シャンパーニュ地方と
同じ石灰質の土壌を有しており、シャンパーニュにも比肩しうる優れた
スパークリングワインを産出し始めています。
イングリッシュ・スパークリングワイン。泡好きな方の間ではチラホラと噂に
なりつつあるようですが、当店でも4種類入荷してまいりました。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの葡萄の苗木をエペルネより購入し、
シャンパーニュ製法でスパークリングワインを造るリッジヴューからは
ブルームスベリーとロゼのフィッツロヴィア。
イングランドで一番植えられているセイベル・ブランを100%用いて、
シャンパーニュ製法で造られるのはデンビーズのホワイトダウンズ。
そしてイギリスを代表する多くのイベントに使用され、英国王室をはじめ
数々のVIPに愛されているナイティンバー。「シャンパーニュ以外の生産者で、
最上のシャンパーニュに匹敵する可能性がある」という評論家の言葉も。
ワイン会への持込みに。ワイン通なあの方への贈り物に。
イングリッシュ・スパークリングはいかがでしょう。
オンラインショップでも購入できます。
あと、大阪の箕面ビールから新商品!カベルネソーヴィニヨンのブドウ果汁を
使ったクラフトビール「カベルネ」も限定入荷しています。こちらもぜひお試しください。
Dai Aramaki
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