with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2013.08.16
うまそうな脂を滴らせながらゆっくりと回転する一羽の鶏。
まるであいさつ代わりに、それはそれは香ばしい匂いを軒先に放っていました。
ウラなんばといわれるエリアのなかでも一等地、NGKにもほど近いところに位置する
FUNKY JUNK FULL CHICKEN(ファンキー・ジャンク・フル・チキン)さんへ。
なかなか一度では覚えられない店名ですが、一度行けばそのインパクトの強さから
二度と忘れることのできない、今年3月にオープンしたばかりの鶏バル。
そう、鶏バルです。流行りのバル形態も一巡した感がありましたが、
ここにきて肉バル、魚バル、海老バルなど、より細分化したバルが街中にも急増中。
肉バルのなかでもさらに鶏にこだわった鶏バル、
ド派手な外観とともにずっと気になっていたんです。
店内に入ると立ち飲み席とテーブル席があり、今回は立ち飲みへ。
もともと生ビールもハウスワインも350円とお手頃なのですが、立ち飲みだと
さらに100円引きという嬉しい設定。軒先の鶏の丸焼きの匂いだけで
2杯は飲めてしまいます。
ハウスワインはカタシモのキングセルビー一升瓶。
肝パテブルスケッタを口中に放り込み、そこへ赤ワインを満たしてあげると、
一気にあちらの世界へと連れて行ってもらえます。。
自慢の鶏メニューはじっくり見てると30分くらいはかかりそうな充実度。
大山がいな鶏(鳥取県産)、博多地鶏(福岡県産)、近江プレノワール(滋賀県産)、
和歌山梅鶏(ヒネ)(和歌山県産)4つのブランドもも全種食べくらべ盛り
というのも気になりましたが、
今回は鶏の6つの部位を塩で楽しめるソルトソルトソルト・セットを。
・ハート ・博多地鶏・親もも ・ずり ・つくね ・親せせりを
レモンダレ、パルメザンペッパー、柚子こしょうで食べ比べるという、
なんともアカデミックな提案。さっそく七輪が運び込まれ、一切れずつ
網の上に置いていきます(煙吸引器があるのでニオイの心配もなさそう。。)
コリコリとした質感のハートとずりはレモンダレで、つくねと親せせりは
柚子こしょうでアクセントをつけ、博多地鶏と親ももはパルメザンペッパーで
シンプルに。旨みが中心にギュッと詰まっていて、小さいポーションながらも
満足度の高いセットでした。
面白かったのは心残りとよばれる、心臓と動脈の間の部分。
赤ワインだれでいただくのですが、軽妙な食感と噛むほどに広がる旨みは
中毒性が高く、いつまでも食べていたいほど。
この日はトスカーナのデコをいただきましたが、
一本くらいすぐに空きそうな勢いでした。。
ワインはボトル2,500円から、グラスは400円からいろいろ選べます。
チューハイやハイボール、果実酢を使ったカクテルや梅酒などもメニューにびっしり。
今度は何人かで行って鶏の丸焼きを食べてみたいですねえ。。
サクッと一人飲みももちろんOK。鶏を愛してやまないアツいスタッフが、
盛り上げてくれることまちがいなしです。
ウラなんばにお越しの際はぜひどうぞ!
Dai Aramaki
FUNKY JUNK FULL CHICKEN
ファンキー・ジャンク・フル・チキン
大阪市中央区難波千日前11-3
06-6631-0556
不定休
【月~金】17:00~翌5:00(Lo.4:30)
【土曜日】12:00~翌5:00(Lo.4:30)
【日・祝日】12:00~23:30(Lo.23:00)
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