with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2013.02.11
「生ビールと、小腸ぽん酢ください。」
カウンター席に着くや否やの、とっさのひとこと。
今回はウラなんばのなかでもかなりウラ、路地裏にある「one up ワンナップ」
さんを訪れました。
おしぼりで額の汗を拭いつつ生ビールを流し込み、牡蠣のオイル煮をパクリ。
ビールが半分ほどなくなったところで小腸ぽん酢が運ばれてきました。
見るからにプニプニとしていて、噛むのが楽しいだろうなあと想像させる佇まい。
程よく酸の効いたぽん酢ソースをよく纏わせて、薬味のネギとともに一粒口のなかへ。
弾ける脂の甘み、それを諭すように染みこんでくるぽん酢のキレ。
しかも一瞬で終わることがなく、何度も噛みしめては笑みを浮かべることができるんです。
そんな愛しの小腸が10粒、いや20粒は入っているでしょうか。
ときどき二つを一度に食べるという贅沢をしてみても、そう簡単にはなくなりません。
これをアテにどれだけビールが進むことか。。。
いつしか小腸ぽん酢ともお別れの時間がやってきます。
しかし余韻に浸る間もなく現れたのは「鱈の白子・エビとカニのソース」でした。
見た目のインパクトも大ですが、口に入れたときの衝撃たるや。。。
白子が旨いのはまあ想像できるとしても、エビ!カニ!な感じで主張してくる
濃厚ソースがまた大変美味。これ、パンがあったらそれだけでワイン飲めそうな
感じです。どんなワインがあいますかねえ。樽の効いたシャルドネ、濃いめな
ソーヴィニヨンブラン、南イタリアの白も面白そう。。。
妄想するうちに、いつしか皿の上はきれいさっぱりな状態に。
本当はここらでごちそう様、というところだったのですが、隣のお客さんが注文した
自家製ソーセージの訴求力がすごくて。赤ワインとともに追加オーダー!
「ブチッ」という音を合図に一目散に飛び出してきた肉汁。
香菜やハーブの香りが清涼感を漂わせ、最後はスパイシーな余韻。
左手にワイングラス、右手にソーセージ。
NO WINE , NO LIFE を実感した瞬間でした。
(写真はハイボールですが・・笑)
ホルモンを中心に旬の魚やお肉、お野菜がいただけるone upさん。
分かりづらい場所にありますが、ぜひ見つけて行ってみてください。
大阪のワインもいろいろ置かれています。
ごちそうさまでした~。
Dai Aramaki
one up ワンナップ
大阪市中央区難波千日前6-12
06-7173-6100
営業時間
18:00~翌1:00 (火~金曜日)
15:00~翌1:00 (土曜日)
15:00~24:00 (日曜日)
定休日月曜日・不定休
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