with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2011.08.13
ゆっくり味わう事でイメージを変えてほしいワインが沢山あります。
特に、試飲会ではそのポテンシャルを充分に発揮しないワインや
生産者の経験と共にがらりと印象の変わったワイン。
リリースしてから時間が経ちその真価を発揮し始めたワイン。
私たち飲み手側の好みの変化によって感じ方が変わるワインもたくさんあるでしょう。
自身の味覚を信じてじっくりとワインを味わった時にどう感じるのか?
そういった機会を提供する事も私たちの大切な仕事の1つだと考えています。
大事なのはその味わいに何かを感じてもらえるかどうか
そして、人は何かを感じれば他の誰かにその事を伝えずにはいられないとも信じています。
もう随分と前の昔話しで恐縮ですが
レストランでサーヴィスという立場で立っていた頃
お客さまの方がより自由で、懐の広さ・深さを持っている事に気付かされました。
プロよりも上手に新たに出会ったワインの味わいを1つの飲物として楽しんでいました。
もちろん色んな好みの方がいらっしゃいます。
ただ、紹介する立場においては、飲み手の選択肢を狭めることなく、
もっと自由に、様々な個性を持ったワインと触れ合うチャンスを増やしたい。
それがワインの持つ最大の魅力である多様性を伝えることに繋がると思っていました。
今の自分たちの現状に対する自戒を込めて・・・・・
という訳で真夜中の勉強会。
業務店の有志の方を募りひっそりと始めた勉強会です。
勉強会といっても堅苦しく長々と話があったりはしません
受け身にならない程度の適度な説明と
ゆっくり座って一つのワインと向き合う時間を作る事。
そして単なる飲み会にならない事。←これが難しいです(苦笑)
実際にやってみると
慌ただしい毎日の中で意外とこういった時間を持てていない事に気づいたりします。
というか出来てなかった。
もちろん希望者募集中です。
ただ、大勢でこういった会をするとピントがぼけやすいので
小さな集まりを色々な人達と回数を重ねれれば面白いだろうなぁ~
….あくまでも体がもてばの話しですが(笑)
さて、次は何をしようか?
E.FUKUI
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