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2009.04.22

香り

突然ですが
たまには真面目に勉強している事をアピール(笑


やっと参加できました
『ブショネだけじゃないワインの不快臭』
ずっと気になっていたんです・・・・

講師は日本でワインにおける不快臭の研究について
第一人者といっても過言ではない 楠田卓也先生。

アカデミーデュヴァンで受講コースがありますが
今回は飲食店の仲間同士のワイン会に
無理言って特別に来て頂きました。
ありがとうございました。

本来は1時間ほどの講義を6回にわけて行うところを
ギュッと短縮して2時間ほどにまとめて頂き
軽くさわりだけを勉強させてもらった感じです。

様々な香りが発生する原因について
以前より少し理解ができた気がしますが
頭のなかできれいに整理し正しく理解するにはもう少し時間がかかりそうです。

内容は中村がブショネの講義について以前書いていたので詳しくはそちらを参考に
私は感じたことを

まず、自分の予想と反して
正しく香りの成分を判断できたことに少し驚き(ホッ)
個人的に不快と感じる香りと
そう感じない香りもよくわかりました。
正直、自分自身もう少し鈍感かとも思っていました。

そして、わからなかった事がわかり始める
知的欲求を満たすことは単純に楽しい事も改めて。

しかし、それ以上に面白かったのは
様々な不快臭の素となる化学薬品の水溶液
番号をつけたグラスに注いで
皆でクンクンと香りを嗅ぐわけなんですが

人によって違うんですよね
どの香りが強く香るとか
香るけど気になる
いや気にならないとか

わかっていた事なんですが実際に確認作業をしてみると
面白いように皆がバラバラの意見。
感じ方がそれぞれ違います。

ワインを勉強し始めた頃
自分が強く感じる香りと人が感じているであろう香り
違うということに不安を覚え
自信を無くした事を思い出しました。
自分の鼻は鈍感 いやおかしいのかも・・・・と

100人いれば100の味覚
嗅覚も100人100色ですね。

ただ、私達は多くの人にワインを買ってもらうのが仕事。
悲しいかな「感じ方が違うから」で終われないんです。
いろいろな人の感じ方を理解できるよう
もっともっと敏感にならないといけないなぁと。
自分より敏感な人がたくさんいるもので・・・・恐ろしい(汗

嗅覚も訓練で敏感になるようです
しかし、ある一線を越えた敏感さって・・・・
単純にワインを楽しむうえで幸せ?
それとも不幸?

すみません またダラダラと書いてしまいました。  E.FUKUI

 


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