with Wine | 島之内フジマル醸造所
2011.03.01
冬空のなか寒さに耐えて実り続けた、
愛しい葡萄を丁寧に醸造し、
更に数年間の樽熟成を行いました。
凝縮されたすべての味わいがここにあります。
自然からの贈り物を芳醇な香味とともにお召し上がりください。
~三次ワイナリー/TOMOEセミヨン貴腐2007・口上より~
少し前に入荷しました、広島三次ワイナリーのセミヨン貴腐2007。
わずか200mlしか詰められていませんが、きらきらと輝く黄金色の液体からは、
今にもハチミツやアンズの香りが漂ってきそう。
前に一口飲んだ、というか舐めさせていただいたときの印象は、
表情豊かで存在感があり、それはもうとろけるような、極上の心地よさでした。
飲みこんだあともずっと余韻が残り、心まで温まったのを思い出します。
かなり高価なワインではありますが、霧の町・三次で生まれた「自然の奇跡」。
とっておきの場面で、ゆっくりと味わっていただければと思います。
そしてもう一つ、広島三次ワイナリーのフラッグシップともいえる逸品、
TOMOEシャルドネ新月2009も、少量ですが入ってきています。
こちらは「自然の恵み」に、ナイトハーヴェストという「人間の知恵」を加えたもの。
力強さとエレガンスさが美しいハーモニーを奏でる、ワイナリー自信の辛口白ワイン。
2009年と2010年、広島に住んでいたので私もナイトハーヴェストに
参加させていただきました。
その時の様子
幻想的な新月の真夜中に、ひとつひとつシャルドネを手摘みで収穫。
そのまますぐに仕込みに入り、フリーランの甘く濃厚なジュースに
感動したのを覚えています。
中国地方では島根の奥出雲ワイナリーがよく知られていますが、
広島三次のシャルドネも負けてはいません。ぜひ飲み比べてみては
いかがでしょうか。
Dai Aramaki
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