with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 浅草橋店 スタッフブログ
2017.02.24
《サルメリア69に捧げる×特別なグアンチャーレ丼と生ハムスープ》
日本ではまだまだサルメリアという名前に馴染みがないかもしれない
異訳すると肉強め万能イタリア式食材店
食べ手を育て、生ハム文化を築き、極上のサルメリアを続けてきた先駆者が
「サルメリア69(ロッキュー)店主 新町賀信さん」
人呼んでハム兄さん
成城学園前駅から徒歩10分ほど静かな住宅街を抜けると現れるインパクト大な店頭には輝く69ネオンと、びりっとしたハーレー
お店の中は新町さんの世界観そのものだ
“自分が美味しい”と思った生ハム、サラミ、チーズ、ワイン、パスタ、調味料にお惣菜
そこにはまさにイタリアがあるようで、所狭しと並ぶ美味しいものと新町さんの審美眼に叶ったアンティークたちに囲まれると時間を忘れてしまう
主眼の生ハムは一度食べたら忘れられない
むしろ69中毒になって困る
選りすぐったハムの原木の中から、更にその真ん中の”いいとこ”しか使わない、そう決めている
そのスライス技術がまたすごい
体重移動をさせながら腕の動きと指先で微妙に厚さと角度を変えてそのものを最大限に美味しく提供する技術はきっと誰にも真似できない
選び抜く眼と卓越した技術、そして誰よりも美味しいハムを出してやるという心意気
だから誰にもできない唯一無二の味わいになる
今回はこの新町さんがスライスしてくれた豚の頬の塩漬け「グアンチャーレ」を「TKG(卵かけご飯)」にします
ほかほかご飯にとろける脂の旨味と醤油ダレ
これにミツル醤油さんの醤油醪を使った生ハムふりかけと生ハムの出汁スープを添えて
はい、これがまたお酒が進むんです
どう日本ワインとマリアージュするかは現地でのお楽しみ
美味しいものと音楽が好きでいつもカッコいい背中を見せてくれる新町ハム兄さんが百貨店で切るなんて前代未聞な出来事だと個人的に思うのです
フジマルブースでは唯一、催事会場内で切りたてハムを持ち込めます(だって兄さんのハムにはワインがないと始まらない!)
奇跡の瞬間その目で是非見に来てください!
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