with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 浅草橋店 スタッフブログ
2015.03.30
山梨のワイナリーを訪問してきました。
山梨塩山駅を降りて、15分程静かな街並みを歩いていくと現れてくるのは堂々たる趣きの蔵屋敷。国登録有形文化財の土蔵をを甦らせたカフェも併設された
甲斐ワイナリーです。
屋敷の裏には甲州やバルベーラの畑が。
棚仕立ての甲州の中には迫力のある木もありました。樹齢は50~60年のものなのだそう。
ワイナリーの中も古くから続く酒蔵をそのまま引き継いでいるため、昔ながらの造りがそのまま残っていました。
車で10分ほどの別の畑からは富士山が美しく見えていました。
時に毒舌な風間さんですが、ワイン造りにかける情熱をお話の端々に感じました。
そして次に訪れたのが金井醸造場。
またもやこちらの畑からも日本人の心富士山を望むことが出来ます。
今までこんなに長い時間富士山を見つめる経験はなかったのですが、やはりパワースポットといわれるだけあります。何だかわからないけどエネルギーがすごいです。ものすごく感覚的ですが。
話を戻しますが、そんな景色の畑で奥様の手料理(これがもう本当に美味しくておしゃれ!)と共に贅沢にも金井醸造場のワインをテイスティングさせていただきました。
温度の調整、亜硫酸も何も加えず全て自然に任せた造りで醸造したデラウェア
糖度をできるかぎり上げて収穫した甲州
カベルネソーヴィニョンと甲州の混醸のロゼ
そしてメルロとカベルネソーヴィニョンのヴィノダ万力
私が感じている事ですが、金井さんのワインは果実そのままの香りが強烈なまでに華やかに香るのです。この果実そのままの香りと優しく丸みを帯びた柔らかい味わいというのは畑でのブドウ栽培から始まり、醸造過程でのご夫婦のブドウへの愛情と果実本来の味わいを引き出すための試みからくるものなのだなぁとお話を聞きながらしみじみと感じました。
(こちらは頂いた素敵なオリジナル風呂敷。極似です。)
酵母や添加物の話など掘り下げたお話が代表藤丸との間で盛り上がり、畑でのピクニックテイスティングは4時間も続いたのでした。
訪問記2日目に続く・・・。
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